防食ライニング(樹脂ライニング)による腐食防止

樹脂ライニングとは、樹脂を用いて外部からの腐食要因を遮断する工法です。志馬建設では、水処理施設や塩害等の腐食の激しい環境下に用いられる表面被覆工事と樹脂と補強材(炭素繊維・アラミド繊維)を併せたシート補強工事を行っております。

表面被覆工事

表面被覆工事

表面被覆とは、合成樹脂を用いてコンクリート表面を被覆し劣化要因を遮断します。合成樹脂の中でも、接着力、防食性からエポキシ樹脂が多く採用されています。エポキシ樹脂は、硬化による収縮も少なく高強度であります。また、耐酸性、耐アルカリ等の耐化学性質も安定しており、長期にわたって性能を保持します。

<使用される環境>

水処理施設(硫化水素対策)
幹線(硫化水素対策)
桟橋などの港湾施設(塩害対策)

ビニロンシートによる補修

ビニロンシートによる補修

<使用される環境>

高架橋(剥落防止対策)
トンネル(剥落防止対策)
農業用水路(剥落防止対策)

炭素繊維によるシート補強

炭素繊維によるシート補強

<使用される環境>

桟橋などの港湾施設(補強対策)
高架橋・橋脚(補強対策)
煙突(補強対策)
トンネル(補強対策)

炭素繊維とは

鋼材と比べて強度が約10倍あるのに対して比重は約1/5と軽量で、腐食しないという特性があります。

表面被覆工法の概要について

コンクリート構造物の表面を樹脂系やポリマーセメント系の材料で被覆することにより、水分、炭酸ガス、酸素および塩分などを遮断して、劣化進行を抑制し、構造物の耐久性を向上させる工法です。
表面被覆材に要求される性能は、劣化損小要因、施工環境条件などによって異なりますが、一般的には、遮断性のほかに既存コンクリートとの付着性、ひび割れ追従性、耐アルカリ性、耐候性などに優れていることが必要です。
また、現場施工のため、容易に能率よく作業が行える材料であることが望ましく、被覆する厚さにより、薄い方から塗装、コーティングと称されています。表面被覆材に関する品質規格も補修目的に応じて各公的機関で制定されています。

表面被覆工法は、既設コンクリート表面に塗布材料などを用いて新たな保護層を設け、コンクリート内部への鉄筋腐食因子の侵入を抑制して、耐久性の工場を図る工法です。